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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第16章 『紅葉見に、いこ〜よ〜 ♪』〜相葉×大野〜



「何してんだよ~...早く入れよ!」

「あ、でも狭いし...」

「早く!!ほらここ///」


...じゃあ、遠慮なくいくよ...


俺は大ちゃんの空けてくれたスペースに入り込んだ。


思った通り。狭い窯風呂...
密着してしまうのは必須で...

...こんなのも、翔ちゃんが裏で手を回したんかな~?


身体がくっついてて、もう、どうしていいのか、分かんない///

大ちゃんもちょっと赤くなってるし...

「なんか、近いね...」

「これってさ、男二人で入る風呂じゃ、なくね?」

「...だね(^^;」

俺たちは笑いあって、風呂から出た。


.........いよいよだ///( ;∀;)


俺は大ちゃんが髪の毛を乾かしている隙に、
寝室に行って、準備をする。

ベッドルームと言うには、やっぱり和風で、
低いマットだけのようなベッドが2つ並んでいた。

どっちもキングサイズで、ふたりで寝ても十分な大きさだ。


ベッドルームから戻ると、
大ちゃんは冷蔵庫からビールを出して飲んでいた。

「相葉ちゃんも、飲むでしょ?」

そう言って、開けてない方の缶を俺に差し出した。

「ありがと」

俺はプルタグを引き、よく冷えたビールを喉の奥にに流し込んだ。


......


よし、今だ///

このために、今日があった。
もっと言えば、

この瞬間のために、翔ちゃん達と打ち合わせしてきた。


ゴクリッ...緊張して、喉が大きく鳴った。


「あのさ、大ちゃん...ちょっと見て欲しいんだ..」

「何を~?」

「うん...こっち来て...」


俺は大ちゃんを、隣のベッドルームに連れて行った。


そこには......






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