第16章 『紅葉見に、いこ〜よ〜 ♪』〜相葉×大野〜
「お疲れさまでした~」
「おー、お疲れ~」
よし!!!
「大ちゃん、この後なんかある?俺、車なんだ...送ってくけど、どうする~?」
「マジでぇ~?...あっ、俺今日相葉ちゃんと帰るから、送りいらないよ~」
大ちゃんはマネにさっさと送りの断りを入れた。
やった//////
俺の賭けの一つはクリアだ。
あと一つは......
俺は荷物を肩に担いで大ちゃんと並んで歩いてる。
彼は何も言わない...まあ、これもいつものことだから、想定内だ。
こっからだよ、こっから///
「お願いしまぁ~す!」
助手席に乗り込む大ちゃんに、
「あのさ、あの...えっと、実はさ...」
ヤバい!!心臓が飛び出す(≧▽≦)
「実は?...なに?」
子どもみたいに綺麗な目で、大ちゃんが俺のこと見てる。そんな目で見ないでくれよ///心臓飛び出す前に、ショートするよ///
「あのね...これから、紅葉、見に行かない??」
言った!!!言ったった///
出かしたぞ、相葉雅紀!!
「紅葉??どこへ?」
「えっと..日光..とか...」
キョトンとする大ちゃん。
そりゃあ、そうだよね(^^;突然現れたそのWord、
普通は驚くよね...
「行く♪...日光(^^♪...自分じゃいけないし..」
俺は、あんまりあっさりOKしてくれたから、
何だか拍子抜けしちゃって...(+o+)
「何してんの~?早く行こうよ!
紅葉、いこうよう...おっ!!俺、上手くね??」
何だか嬉しそうな大ちゃんに、
俺も嬉しくなる...
二つ目の賭け...成功。
大ちゃんが、俺と出掛けてくれたら、
今夜...告白する!!!!