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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第15章 『恋よ、永遠になれ scene2』~大野×二宮~



「...や..る..って、何を??」

大野さんの言いたいことが、またしても分からない俺は、再びキョトン...(^^;

「だからさ、相葉くんが言ってた...一人でヤルのを、見せ合うやつ..」

...はっ??へっ??

「冗談でしょ?」

...真顔だな、オイッ///本気なのかよ~??

「冗談じゃないよ!俺、ヤッテもいいんだけど」

「バカじゃない!?ふざけんなよ///ヤダよ!なんでそんなの見せなきゃいけないの??
一人でスルから、一人エッチなんじゃん!!

誰かに見せるなんて、そんなの...ただの変態だよ...」


言ってるうちに、真っ赤になってきた。

でも、大野さんは、

「だってその後、数倍だぞ!!」

「数倍、って///そんなことしなくたって、十分..
...あっ、イヤッ...そうじゃなくて」

(*ノωノ)何言ってんだ俺??


「見せてくんなきゃ、今日は、シないぞ!」


......シないぞ//って、なんか、俺だけがすげ~シテ欲しいみたいじゃんか!

...アホか///"(-""-)"


「...別に...いいし...」


ホントはヤダけど、俺はそんな交換条件は、到底受け入れられないからさ~、強がってみた。
そうすれば、この人も、折れるだろうと思って。

...したらだよ?

「じゃあ、いいよ...俺、自分でスッっから///」


...スッから...って...はあ~???


大野さんは、本気で言ってんのかと呆れ顔の俺の腕をとって、ラタンの上に座らせ、自分はベッドヘッドに凭れ掛かった。

んで、俺の目を見ながら、綺麗な指を滑らせ、スエットの上から自分自身をツーッとなぞった。


...ゴクリッと、思わず俺の喉が鳴った。


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