第15章 『恋よ、永遠になれ scene2』~大野×二宮~
そこへ松潤が来て、
事態は更に悪化の一歩を辿り...
おれは、たぶんホントに熱が出てきた...と思う。
明け透けな櫻葉が信じられないし...
なんかさ、大野さんも、訳が分かんない...
でもさ。
さっきの一言、『俺はニノだけでいいや』
っていうの...あれ、
実はすげ~キュンキュンした(≧▽≦)
大野さんが、そんなこと言ってくれるなんて、
なんつ~か...夢...のようで(/ω\)
収録終わり、俺たち4人の変化を、そんなに驚かなかった松潤は、次の仕事があるからって、急いで帰ってしまった。
「今度、みんなで飲みに行こ~ね~」
相葉くんの言葉に、振り返らずに、ひらひら手だけ振って、行ってしまった。
すると今度は相葉氏。
俺と大野さんのところに来て、
「今日はこの後二人で帰るの~?」
って...なんか、企み顔して言った。
...俺はどうする?っていう目で大野さんを見た。
「今日はニノん家に行く」
マジで?それいつ決まったのかな~?
...まあ、嬉しいけどね...(^^;
すると相葉くんが、声を潜めて、
じゃあ、いいこと教えてあげるよ、って、
言ったことが、マジですげ~ことで"(-""-)"
「エッチする前にね、お互いの一人エッチを見せ合うの...♪その後、数倍燃えるから!!」
「ばっ///」
そんな相葉くんの頭を、台本で後ろからぽかりと叩いたのは翔ちゃん...
「痛ってぇ~///何すんだよ~//」
「バカなこと言ってんじゃないよ!ほら、帰るよ!」
鞄を肩に担いだ翔ちゃんに、
「ねえ!そんなこと、ホントにヤッタのかよ?」
って慌てて聞いた。すると、翔ちゃんは片方だけ口元を上げて笑ってから言った。
「さ~ねぇ~...じゃ//」
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