第15章 『恋よ、永遠になれ scene2』～大野×二宮～

俺はもう、二人のことを色眼鏡でしか見れなくなってて...付き合うって...やっぱさ、そういうことシテんだよね～...


二人が～？...想像できない...


「で？そっちはどうなってんのかな～？」

翔ちゃんが、新聞を二つ広げて目線はそのままにして、そう言った。


...二人って、誰のこと言ってんだ～？


「俺たちも、付き合ってるよ～」


......えっ？
今の発言って、どなたの～...？？


「え―――っ！！！マジで～？？
やったね！ニノ～！おめでとう！！
よかったね～」


......えっ？...俺？

えっ？...えっ？？


「へえ～...ついにデキたんだ、ふたり♪」

今度は俺と大野さんの顔を見比べて、
翔ちゃんがニヤリと笑った。


「でっ、デキたって...
何言ってんだよ～？」

大野智！！お前、しれっと
何言っちゃってんだよ～(>_<)


俺は、翔ちゃんの視線から目を反らせ、
顔が熱くなるのを感じた。


「嵐の中に2組デキたっていうのも、
何かだよなぁ～」

「じゃあ、翔ちゃん！松潤は？一人で可哀想じゃない？」

「じゃ、俺たちの仲間に入れる～？」

「え～///ヤダよ～...ニノの方に入れてもらおうぜ！」


俺だってヤダよ...つ～か、そんな簡単なことなのかよ～？
あなたたち、ふざけてるのか、何なんだよ～...マジで。


「俺は、ニノだけでいいや...」

えっ？...

大野さんがそんなこと、すげ～優しい顔して言うからさ、俺はさっきより顔が熱くなって、もう、熱も出そうで...

「あ～！ニノ、真っ赤だぁ～可愛い～///」
相葉くんに言われて、俺はもう、顔から少し、火が出たわ！！

「うっせ～、ばーか///」

「テレてる～、ニノ～...マジで可愛すぎ！！」

「相葉ちゃん、それ、俺んだから...」


.........((+_+))