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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第3章 『濃厚プリンな深夜』 ~二宮×大野~



「なんで?どうしてこれが
こんなにあんの~?」

......俺が知りたいわ///

俺はそれには答えずに、
やる気満々の彼には悪いけど、
なんか、気が削がれちゃってさ...

「コーヒー入れるから、食べよっか」
と、キッチンに行った。
それを追いかけるように、智も
身支度を整えながらやって来た。
↑よかった、よかった...

「俺らに意地悪しようと思って、
2人で買い占めたのかな~...」

....そんなことある訳ないでしょ”(-“”-)”

「なんかね、差し入れで
いっぱいもらったんだって。
よし!一気に、2個食べるか!!」

「お~!!すげ~贅沢だな♪」

...あなたの贅沢、簡単でいいよね~..


俺たちは、入れたてのコーヒーの
いい香りに包まれながら、
並んでラグに座って、プリンを食べた。

「あ~っ...うまっ//」

「ホントだ!これは売り切れるね~」

そのプリンは、バニラの香りも豊潤で、
口の中に入れると一瞬で蕩けてしまうような、
マジで、今まで食べた中で、
一番うまいプリンかも...
↑さっきも、食べましたよね~

一個をあっという間に腹に収めて、
2個目を開けたとき、

...あっ.......!

なんか、いいこと思いついちゃった!!

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