第3章 『濃厚プリンな深夜』 ~二宮×大野~
俺たちの...いや...智と俺の、
面倒くさいやり取りって...
一体何だったのよ?
プリン食ったくらいで怒られてさ、
しつこくイジイジされて...
やっと機嫌直してもらって、
さあ、これから❤って時に....
どうせ持ってきてくれんなら、
もう1時間早く持ってきてくれれば、
よかったものを...
相葉くん...いや、翔さんかな?
翔さんのことだ...
もしかしたら、俺たちが
おっはじめてそうな時間、
わざと狙ってきたのかも....
やりかねない(-""-;)
俺は、下卑た笑いを残して去って行った、
相葉さんの消えたドアを見つめてから、
ずっしりと重い紙袋に視線を落とした。
それにしても...こんな大量の...
ここで買い占められてたから、
智が1個しか買えなかったんじゃないのか?
「ニノ~...誰~?」
リビングで俺を呼ぶ声がする。
我に返った俺は、彼の待つ部屋に戻った。
肌蹴たシャツを直しもしないで、
↑続き、ヤル気満々感、半端ねえな...
「誰だったの?お客さん...」
「相葉さん」
「相葉くん!?...もう帰ったの~?」
「そう...下で翔さんが待ってるんだって」
「ふ~ん...あそこも、相変わらず仲良しだな~」
「...でね..これ見てよ...」
俺は大量のプリンを智に見せた。