• テキストサイズ

風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第14章 『いつも貴方がいた』その後のふたりの生活②~櫻井×二宮~



俺の視線に気づいたカズが、膨れて俺を呼ぶ。

「もう~...何見てんだよ!!早く来て!」



「なんですぐ来ないの~?」

「カズの裸...見てた...」

「見ないで!スケベ///」

両腕を胸の前でクロスさせて、
いったい、何を隠してんだか...(^^;


俺は笑ってカズの横で全身を洗った。

先に入ったカズの後ろに回り込んで、
背中から、カズのことを抱き締めた。


相変わらずの、華奢な身体...でも...

カズの腹筋を指先でツーっとなぞると、彼はくすぐったがって身を捩った。

「ずいぶん、絞ったよね...カズ」

「それ、嫌味~?」

「そんなことない...暗殺教室の時から、
頑張ってたよね?慣れないジムに通ってさ♪」

「翔が一緒に行ってくれたから、頑張れた...ありがとね...翔」

素直なカズが、身悶える程に可愛い❤


指をそっと胸の先に移動させ、きゅっと摘まむと、カズから一瞬、鼻に抜ける甘い息が漏れた。

「あの映画の中で、美玲ちゃんのこと抱きながらさ...ここ、すげ~勃ってたよね~?」


少し意地悪く言って、俺はその先を指で捻った。


「あっ///...だって...あの時、凄く寒くて...
全身鳥肌立ってたんだよ~」

俺は、今度は両手で二つの粒を捻って、潰しながら、


「あんなの、俺以外に見せたら、ダメでしょ?美玲ちゃんだけじゃなくって、お客さん、みんな見てたからね~?...分かってんのかな〜...そこんとこ」

俺が与える刺激のせいで、
だんだんカズの身体は熱く震えだす。


「...ごめんなさい...でも」

「でもじゃないよ...お仕置き、しなきゃだよね?」


.........

カズは、潤んだ目で俺を見上げて、黙っていた。





/ 999ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp