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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第13章 『in the rain』~二宮×相葉~



「...ほら、やっぱし、短っ..」

「いいから//」

かずはもう1度俺を四つん這いにして、腰を抱えた。

ローションの替りに、
彼の舌で解された蕾に、もう一度唾を垂らして、
先っぽを差し込んだ。

「..あああっ...かず///」

衝撃で逃げようとする身体を両手でしっかり捕まえて、
かずはめりめりと俺の奥を目指した。

「まさき、ちょっと我慢してね...」


...思ったよりは大丈夫だった...

かずが入れやすいように力を抜くと、
一気に中まで入ってきた。

「..っ...んん...ああ..」


かずが、俺の中でトクントクンと鼓動を刻む。

....今、俺達、繋がってるんだって、
そう思うと、幸せで涙が出そうになる。

大好きな人と、ひとつなんだって...


「めっちゃ奥まで来てるよ、かず...」

そう言うと、

「まさきん中、すげー温っけぇ~...」

って.....


そんなこと言われると、もうキュンってなる////

だからね、

「かず...かずの顔みたい...抱き締めてよ~」
な~んて、甘えてしまう...

いつもなら、馬鹿にされそうで言えないような台詞も、このときなら、サラリと言えてしまうから不思議なんだよね...

それで、かずも。
いつもは、憎まれ口ばっかりなのに、ベッドの上だと、妙に優しい...

俺の中に入れたまま、器用に俺の身体を回転させ、
仰向けた。

「動いても、平気?」

俺のこと、ちゃんと気遣ってくれる優しいかずに、
いつもツンツンされてるから、
こんな言葉にクラクラしちゃうのかな?...って思う...


上手いことやられてるんだろうけど、
....それでも、まあ、いっか...




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