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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第13章 『in the rain』~二宮×相葉~


【 二宮side 】

雨の中を長々歩いて、
身体が冷えてるだろうから、一番に相葉さんをお風呂 に入れてあげたかったけど。

なんか如何わしいもの見てるしさ...(-.-)

そんなもの使って欲しいわけ~?

まあ、彼がご希望ならね、
いいけどさ....


「いい!いらない、いらない!!
普通に、...普通がいい...」

慌てる相葉さんが可愛いから、
ちょっと意地悪してみたくって。

「普通に、って?普通に、何すんの?」

すると、この人、恥ずかしくないですよ、的な顔作ってから、

「何ってさ、当たり前でしょ~?
..普通に...にのちゃんが欲しいよ~?」


....ドヤ顔してるけどね、
耳が真っ赤だからね~♪

「ばーか♪」

俺は、いつものようにバッサリと切り捨てて、

「さあ~て、風呂行~こう!」

と相葉さんに背中を向けた。

「あ─、待ってよ!一緒に入ろうよ~!」



こういうホテルの風呂って、
湯船が凄く広いから、ふたりでゆっくり入れていいんだよね~♪

まあ、ふたりで入ることを前提みたいなとこだし、当たり前なんだけど。

しかも、間接照明とか、風呂の中のライトも綺麗で...エロい...


そして、当然だけど、それなのに乗せられて、
鼻息が荒くなる人がいる。

「ねえ~かずぅ..見て見て~♪
じゃじゃ丸、ブルーになってる♪♪」

.....あほか(-""-;)

頭と身体を洗って、彼と向かい合って湯船に沈んだ。

すると、早速、相葉さんは俺に近づいて来て、
俺の両脚に自分の脚を乗せた。

....で。
意味ありげにニヤニヤしてる。


「なっ、何だよ...」
冷たく言っても、全くめげる気配もない。





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