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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第12章 『誰にもあげないよ!』~大野×松本~



根元を扱きながら、尖端を舌先で割り開き、
その小さな穴をチロチロと嬲られると、
そこから熱い欲が零れだすのが分かる...

「..じゅん..好きだ..潤...」

「..やめて...もう..ヤバいもん..」

官能の渦が俺を包み始めたその瞬間、
智の指が、俺の蕾を捉えた。

『今日は...』そう覚悟していても、
どうしても反射的にそれを逃れようとする。

すると、智の手が、逃げようとする俺の腰を引き戻し、がっちりと捕まえた。

「..さとし..やっ..」

「潤...今日は..逃がさないよ..潤のここ..
俺が貰うから...」

その目に、獣の輝きを宿して、
...智が俺を狙う...

...なんで??今日の智は、智じゃない...


俺が戸惑う間に、智は足元に準備していたローションを引き寄せふたを開けた。

「...智..ちょっ..待って..あの..」

指にねっとりとしたその液体を塗し、
智は再び緊張するソコに触れた。

「..俺もう..十分待ったよ...それに、潤..
強引に来て欲しいんでしょ?」

「えっ..?」

「今夜は、貰うから...潤の、バージン♪」


...バージンって///
強引にって...えっ??...

焦る俺に、智は一言、

「翔ちゃんが、『松潤、強引に貰って欲しいって、そう言ってらしいよ』って...

そうならそうって、
言ってくれればよかったのに~...」


...相葉くんだ!言わないでって言ったのに...

「力、抜いてね...大丈夫!
優しくするから❤」


...!!!!!///////..

智の指が、そこにゆっくりと入ってきた。

「..あああぁ..智..」

「潤...力抜いてごらん...」

「でき..ない..わかんない..」


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