第12章 『誰にもあげないよ!』~大野×松本~
突然加えられた刺激に、俺はふらつき、
慌てて智の腕を掴んだ。
「智...もう..なに?...あっ...やっ..」
「...ん..あっ..潤..んん..」
半分だけだった俺も、すっかり智に負けじと大きくなった。
気持ちよくって、足元がふらつく...
智は、いったん手を離し、バスタブの縁に座った。
それから、俺を自分に跨がせる形で座らせ、丁度重なる位置に来たソレらをもう一度上下に扱き、両方の尖端を手のひらで優しく撫でた。
「..あっ..智..俺..久々だから..もう...ヤバい..」
「俺だって...久..びさ..んん..イキそ///」
智の手のひらで、俺たち二人の尖端から溢れた蜜が混じり合い、卑猥な音を立てている。
「..あぁ..やぁ..もう..出ちゃう///」
「一緒に...イこう..あっ..あっ..イクよ..
..見てて...潤...あっ...イク///」
扱くスピードを上げられ、あっという間に上り詰めた俺たちは、一緒に達した。
はち切れそうだったその先から、
同時に熱が飛び出すのを、ふたりで見た...
「...はぁ..はぁ..見た?..潤」
「..はっ..はぁ..うん...見ちゃった///」
俺たちの間に大量に吐き出された熱が、俺と智の胸を汚していた。
俺は、そのまま、智に抱きついた。
「智...なんか、今日...エロい///」
「俺はいつだってエロい!!」
...なんでその宣言なの?
俺が笑いながら、智の顔を見たら、智も笑っていた。
「...でようか...のぼせる...」
「そだね...熱い...」
俺たちは、身体を流してから上がり、
翔くんからもらった、シルクのパジャマに着替えた。