第12章 『誰にもあげないよ!』~大野×松本~
...マジかよ////
.....うっ....嬉しい《*≧∀≦》
「そっ..そんなこと言ってたんだ...
はっ..恥ずかしいじゃん///」
↑そう言いながら、恐ろしくデレデレ、鼻の下伸ばしてますけど...
「だからさ♪...心配しなくても、
大丈夫だと、俺は思うよ♪」
「...ニノ...」
ニノの言葉に、泣きそうになる...
この人は、いつもゲームばっかやってて、
人の事には、興味無さそうに見えるけど、
実は、一番みんなの事見てて、
的確に分析していたりする。
「急ぐこともないよ..そんなことだけが、全てじゃないって!
あの人も、ちゃんと分かってるし、
待ってるよ、いつまでだって♪」
「...うん..ありがと..」
嬉しくって、泣きそうになったのに、
小さい鞄を掛けながら、
「でも、待たせ過ぎて、いざとなったら、勃たなくなってたりしてね♪」
「勃たなく///って!!ニノ~//」
「ははっ..んじゃ、おっ先~♪」
「お疲れ~...」
........
どいつもこいつも...
人のことだと思って///
....まあ、彼らなりに、心配したり、
励ましたりしてくれてるんだな~...って、
それはよく分かるし、ありがたい...
俺だってさ。
こんな意気地のない自分を、
情けないって思うよ~....
別に、勿体ぶってる訳でもないし、
早くリーダーと、最後までシタいって、
...そう思うけど...
いざとなると、怖くなっちゃうんだよね...いっそのこと、無理やりくらい強引にいってもらっても...って...勝手なこと思ってるくらいで。