第12章 『誰にもあげないよ!』~大野×松本~
和気あいあいとした雰囲気の中、
撮影も順調に終わり、
「お疲れした~♪」
翔くんは、大きな鞄を肩に掛け、
先に控え室を出る。
返り際。
「次の収録で、いい話聞けんの、
楽しみにしてるわ~♪
じゃ、おっ先~(^^)v」
「...お疲れ~...」
全くさ...人の気も知らないで...
気楽なもんだぜ('ε'*)
今夜も相葉くん、家に来るらしいし...
体力あるふたりのことだ...
深夜の運動して、汗かくのは、
目に見えてるぜ///やらしいんだから...
..........
....はぁ~(-。-;)
俺だってさ、一線も二線も、
越えて~つーの///
それから、場所を移してニノと合流し、
打ち合わせ。
今日は主に、ニノのソロの部分を詰める。
流石に自分のソロの打ち合わせとなれば、
ニノもゲームはしないで、
あれこれと意見を出す。
こういうところは、流石にプロだな...
と思う。
発想も、俺にはないものを持ってたりするし...
順調に打ち合わせも終わり、
会議室の中で、俺の近くは、
ニノだけになった。すると、
「潤くん、リーダーは?
明日帰りなの~?」
ゲームをしながら、俺のことも見ないで
ニノは聞いた。
「えっ?..あぁ、そうみたいだね...」
わざと素っ気なさを演出するも、
声が裏返ってしまい、
失敗に終わる(;´Д`)
するとニノは、少しだけ笑って、
「この前、ずいぶんのろけてたよ~♪
『松潤のこんなところが可愛い❤』とか、『料理が抜群に美味い』とか...『甘えられると嬉しいとか』....そんなことばっか♪」