• テキストサイズ

風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第9章 『恋よ、永遠になれ』 ~大野×二宮~



あんたの口でしてもらってる...
って、
そう思うだけで、
もう爆ぜてしまいそうな俺は、

何とか、少しだけ残った理性で、
あんたの頭を押しのけた。

「大野さん...もういいから...」

「なんでだよ...気持ちいいだろ?」

「..いいよ..いいけど..出ちゃうもん..」

「もお───っ///お前ぇ~///」

超笑顔で、身体を起こしたあんたは、

ローションのキャップを外そうとして、
なかなか外れなくて...

「あれっ?蓋、取れないぞ...なんでだ?..」


......


「貸してみ...」

俺はあんたからボトルを取って、
蓋についてた、シールを剥がし、
また、戻してやった。

「おお、そっか...ありがとね♪」

(≧▽≦)
なんで俺が...率先してやってんだよ///


細くてきれいな指に、
ボトルから出したトロトロの液体を纏わせ、

「いくぞ」
そう宣言して、あんたは俺の後ろを、
そっと触ってきた。

そのヒンヤリした感覚と、
初めて、そんなとこ触られる恥ずかしさに、

俺は思わずぎゅっと目を瞑った。



周りをゆっくり解して、
その指は、ゆっくりと中に入ってきた...

「..あ..やっ..なんか..」

「ニノ..力、抜いてよ...」


抜けってさ...どうやるか分かんないよ...
だって、力入れてる意識ないし...

するとあんたは、俺の胸に顔を寄せ、
まだ硬いまんまの乳首を、
舌先でつんつんしてから、
軽く歯で噛んだ。

「..あああっ..」

思わず変な声が出た俺に、

「ほ~ら、力抜けた...そうやんだよ~♪」


......微妙に慣れてる感がさ、
なんか、ヤなんだけど...('ε'*)

俺は教えてもらったように、
力をできるだけ入れないように、
あんたの指を受け入れた。


/ 999ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp