第2章 『君が好き』 ~松本×櫻井~
ゆっくり、話ながら桜を愛でる...
そんな俺の計画は見事にすっ飛ばされ、
↑あなたが、すっ飛ばしたんですけど。
もう、こうなったら止めることなんて
出来る筈もなくて...
俺は、キスしながら、翔くんの
シャツのボタンを外していった。
満開の桜から覗く空は真っ青で...
こんな昼間っから、
こんなことしてるっていう背徳感が、いつもよりも俺を煽ってる。
日の光に晒された翔くんの肌は、
艶めかしく少し汗ばんでキラキラしていた。
そっとシートにその身体を倒すと、
翔くんが潤んだ大きな目で、
俺のこと見上げてて。
「翔くん...いい?」
敢て...聞いてみる...分かってるけどね~♪
「...いいって、さ...もう始めてるじゃん...」
そう答える翔くんは、少しテレて横を向いた。
!!!!!もう///なんなんだ?
その可愛い仕草...
キュン死寸前の俺は、
「そんな顔さ、他で絶対やんないでよね!」
そう言うと、彼は目を細めて、
「お前にしか...見せない...決まってんだろ...」
そう言いながら俺の首に両腕を回してきた。
俺は、もう余裕なくて恥ずかしいけど、
忙しなく彼の肩をあらわにし、
その肩に舌を這わせながら、
上半身を露わにした。
綺麗な白い肌に、1枚の桜の花びらが舞い落ち、
胸の飾りの横にくっついた...
その何とも卑猥な光景に眩暈を覚えつつ、
その花びらごと、そこを強く吸った。
......ほらっ...
花びらに負けないくらいに、
綺麗な朱い華が咲い...
「ちょっ...潤!ダメだよ...明日、撮影が...」
焦る彼の唇を、俺の唇で塞いで黙らせ、
「大丈夫!花びらがくっ付いてるって言えば?」
「あほか!そんなの、誰が騙され///」
......もう、少し黙ってて❤