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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第8章 『いつも貴方がいた』 その後のふたりの生活① ~櫻井×二宮~


【二宮side】

お風呂でヤってもよかったのに...

結構誘ったよ~?俺としては。

でも、彼には彼のプランがあるらしく、
正直、嫌な予感がしてるけど、

俺は、この日のために、
いろいろ考えて、準備してくれた翔さんに、
全部、任せるつもりでいた。


...かめのこと?
忘れてないよ。

何もなかったとはいえ、同じベッドで、
ほぼ裸で寝てたなんてさ...

ホントなら、3日は口利かないとこだけど...

今日は特別、許してやる...
でも、今度は、ないよ///(-ω-)/


バスローブだけ羽織って、俺は彼とリビングに戻った。

すると、

櫻「ちょっと待ってて!」

何だか慌てて自分の部屋に行った...

...さて..何が出てくるのかな?



櫻「はい!これに着替えてみてよ!
俺からの本日、最後のプレゼント♪」

「な~に~...??」

大きな袋から出てきたのは、
黄緑色のふわふわの...

...何だ、これ?


櫻「可愛いでしょ?それね、
ティンカーベルなんだ!

んで、俺のは、ピーターパン!」

「ティンカーベル~?」

櫻「そ♪」


...そ♪って...

この人、超嬉しそうな顔で笑ってるよ~///

なんだか、反論できなくって、
俺がそのまま立ってると、

櫻「セットになってるからね!着て来て~
俺はピーターパンに変身してくるから(^^♪

5分後集合な!!」


......有無を言わさぬ、櫻井翔の攻撃に、
俺は黄緑のふわふわを持って、
固まっていた。

彼はもう、お召し替えに行ったけど。


......仕方ない(-_-;)
付き合うしかないかぁ...

俺も、渋々部屋に向かった。







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