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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第8章 『いつも貴方がいた』 その後のふたりの生活① ~櫻井×二宮~


【櫻井side】

これはもう、許してもらえるまで、
頑張るしかない!

悪いのは俺なんだから///

許してくれるまで、何度だって謝るし、
負けないよ!ぼく!!
↑ホントに反省しとんのかい?(-_-;)


「カズはゲームでもして、待ってて!」


俺は、この間パソコンで打ち出しておいた
『おたんじょうび おめでとう 和也❤』
の文字を、色画用紙と一緒に切り抜いた。

二「翔...そんなのいいから...」

ニノがボソッと言ったけど、
俺、ニノが笑ってんの見たいんだ。

最悪の誕生日には、絶対にしたくないんだ!


俺の気合が、分かったのかな?
ニノは何も言わずに、

小さなため息を1つついてから、
黙ってラグに座って、ゲームを始めた。


俺はハサミを使って、紙を切っていった。
曲線がうまく切れなくって、何だか歪になる。


...あ~も~///こんな時、
大野智がいてくれたらなあ~..

こういう細かい作業は苦手なんっ///

「痛てっ///」

ハサミの先が俺の指に噛みついてきて...
いや、そうじゃなくって///

二「翔。もういいから...」

いつの間にかゲームをやめたニノが、
俺の手を握った。

「ダメだよ!やるんだ。今日は二人でパーティーするって、そう決めてたんだから!

許して欲しいからじゃないよ!
これは、ずっと決めてたことだから...」


二「......っじゃ、俺もやるよ」

「カズがやったら意味ない//」

二「い~の!二人で準備した方が早くできるし、楽しいでしょ?...一緒にやろ?」

「...カズ......」


......なんていい奴なんだよ、
お前って《*≧∀≦》




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