第8章 『いつも貴方がいた』 その後のふたりの生活① ~櫻井×二宮~
【二宮side】
いつの間にか、遮光カーテンの隙間から、
眩しい日差しが部屋に差し込んでいた。
ぼんやりする頭で、考えてみる...
夕べは、何回やったんだろう...?
最後は、どうだったんだっけ?
......つ~かさ、
そもそも、ここ、どこ?
櫻「......グゥzzz」
(フフッ..可愛い寝顔..❤)
俺は、半開きの肉厚な唇に、
そっと摘まむように口づけた。
櫻「...う~んっ....」
長い睫毛が、ゆっくり上がり、
こげ茶色のドングリみたいな大きな目が、
俺のこと見た。
櫻「...おはよ♪」
「おはよう...翔❤」
目が覚めたばっかりの彼は、
俺の首をグイッて引き寄せ、
唇を押し付けてきた。
「...んっ...ゃ.」
朝から濃厚なやつをお見舞いされ、俺がもがき出すと、やっと首を解放してくれた。
「もう~///息できないじゃん!」
櫻「だってぇ~、可愛いんだもん(*´з`)」
「...翔のバカ...ドエロ!」
櫻「そ~言えば。松潤たちどうしたかな?
...それより、今、何時だよ?」
「あ!!!ここ、松潤ちじゃん!」
櫻「今気づいたんかよ(^^;」
俺は、他の3人のことが気になった。
「行ってみる~?」
櫻「そだね♪その前に、
ベッド、片付けなきゃ~」
......確かに。
シーツもグチャグチャ...
脇のごみ箱には、口を縛った...
使用後の、ゴッ...ゴムが..
...いち、にぃ、さ....(≧▽≦)
こんなの、松潤に片付けさすわけに、
いかないっしょ///