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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第8章 『いつも貴方がいた』 その後のふたりの生活① ~櫻井×二宮~


....いつも、何してたって、
ホント、ニノは可愛い❤

惚れた贔屓目じゃないよな?

例えばこんな顔さぁ、
どこの誰が見たって、ヤバいでしょ!
↑誰にみせる気?
↑つーか、誰と話してるわけ~??


可愛い妻に『誘った』なんて言われて、
戻れるわけないよね~?

俺は、もう一度、所謂『壁ドン』で、
ニノをロックオン!!

そっと耳元に近づいて、
耳朶に優しくキスをしてから囁いた。


「松潤が、ベッド使ってもいいって♪
...行こっか?」

ニノは、恥ずかしそうにしながらも、
小さく頷いた。


夫婦の姫初めが、メンバーん家っていうのも、
なんか、新鮮じゃね??

いつまでも戻ってこない俺らを、
松潤と相葉くんは、『そ~ゆうことだ』って、
黙って見守ってくれるだろう...


ニノとこうなる前は、
嫉妬深い女は苦手だった。

電話してこない、
なかなか会えない、
共演者の女優とはどうなってるのか、

彼女になった途端に、
当たり前の顔して、俺を縛ろうとする...

そんなんが我慢できなくて、
長続きしなかった、若かりし頃の恋...


そう言えば、お互い付き合ってる女のことで、
ニノとそんな話したことあったっけ...

ニノも『束縛する女』は無理だって...
そう言ってた。


...だらからな~?

俺と後輩のこと、あんまり言ってこないのは。
束縛はダメ、って言ってた手前、

俺のこと、妬いて、縛るのは、
不本意なのかもしれない...

今度言ってやろう♪

ニノになら、縛られても、
嬉しいかも...❤ってね(^^♪






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