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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第8章 『いつも貴方がいた』 その後のふたりの生活① ~櫻井×二宮~



二「..んん..んっ..あ.ん..」

久々に聞いたようなニノの甘い声は、
俺の下半身にダイレクトに響く訳で...

「..カズ..んぁ..カズ..好きだ...」

口を開け、舌を絡めやすいように誘導するニノは、どんどん大胆になり、

俺の背中に両手を回し、身体を密着させながら、

二「..あん..翔..やだ..んっ..」

やってることと、言ってることが、
真逆ですけど~...(^ー^)


粘着質な音が廊下の空気を一気に変え、
俺たちは一瞬、ここが、
松潤の家の廊下だってことを、忘れた。


俺は、唇を離してニノの顔を覗き込んだ。

ばつの悪そうな、上目遣いで...
でも潤んだ目で俺を見上げるニノ。
感じ始めてんの、バレバレだからね♪

「前もさ、こんなことあったよね~...
デジャブかと思ったわ..♪」

するとニノは俺の目を見たまま、

二「あの時は、俺から誘った..」

「あれっ?今日もカズから、
誘ったよね?俺のこと..」
揶揄かうように言ってやると、予想通り、

二「誘ってない!」

.....もう~♪むきになってさ。
可愛いんだからぁ❤


「な~んだ...俺、誘われたと思って、
喜んで着いてきちゃったのに~...

...違ったんだぁ~('ε'*)」


二「...........」

「じゃあ、戻りますか?」


二「.......」

何も言わないニノを置いて、
リビングに戻る振り、してみると、

...ほ~ら..♪♪

ニノは俺の腕を慌てて掴んできた。

俺が振り替えって
『何?』みたいな顔して見せると、

二「....誘った...」

「えっ~?何?聞こえないよぉ~..♪」

二「........意地悪しょお////
ドS///いじめっ子////...キライ...」


......なんだよ~(^^)/
もー////とって食うぞ、マジで❤❤





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