第8章 『いつも貴方がいた』 その後のふたりの生活① ~櫻井×二宮~
二「俺、トイレ~」
「......」
ニノが席を立って少しして、
俺も立ち上がった。それを見た相葉くんが、
相「翔ちゃん、ニノちゃんと
仲直りしてくんの?」
「はあ~?別に喧嘩してね~けど...
...まあ、でも、覗くなよ!!」
松「どうかなぁ~?」
ニヤニヤする松潤に、
「まあ、覗かれたって、
止めね~けどな!!」
松「よかったらさ、寝室、
使っていいよ~❤」
「ありがと♪俺らがここに戻ってこなかったら、ベッド借りたんだな...って、思ってよ♪」
そう言い放つ俺に、
松・相『がんばれぇ~!!』
ふたりはエールをくれた。
(...よし!!行くぞ!待ってろよ、ニノ///)
↑すげぇ気合い入ってますけど...(^^;
俺は、廊下でニノを待った。
トイレから出てきたニノは、
壁に寄りかかる俺を見て、
一瞬『あっ..』っていう顔をした。
でもすぐに笑顔になり、
二「翔さんも、トイレ~?お先に~...」
そう言って俺の横を
急いですり抜けようとした。
俺はその腕をがっちり掴んで、
そのまま壁に押し付けた。
「捕まえた❤」
二「......」
櫻「櫻井翔!ちゅう、いきまぁ~す♪」
そう言いながら、首を傾け唇を近づけると、
すっと、横を向いたニノは、
二「酔ってんの~?...ふざけないでよ..」
と言った。
俺はそんなニノの頬を、がっちり両手で挟み込み、
「ふざけてなんかいませ~ん!
俺、いつだって、マジだぜ!!」
二「......なに、それ//////」
また、可愛くないことを言い出しそうな、
ニノの唇を、俺ので思い切り、塞いでやった。
いきなり、ニノの薄めの唇を激しめに吸い、
歯列を舌先でなぞると、ニノも力を抜いて、
俺の舌を咥内に招いてくれた。