• テキストサイズ

風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第7章 『翔くんだいすき』 ~番外編~



4人の男の子たちと、
仲裁に入った女の子たちに囲まれ、

気がつくと、翔くんは泣きそうで...

....どうしよう///

私がどうやって収拾したらいいのか、
あたふたしていると、

ダンボ組の担任、恵先生が、

恵「翔くん困ってるから、
じゃんけんにしましょうか?」
と助け船を出してくれた。

潤「やだよ!じゃんけんなんか...」

雅紀「負けるからでしょ~?」

和也「僕は翔くんに決めてほしい..」

智「翔くん、ぼくと行こうよ!」

翔「...あの..ぼく..」


恵「決まんないから、
今日は散歩やめにしようか...

嵐公園に行かれないけど、ざ~んねん♪」

...........


智雅和潤『..じゃんけんでいい...』


そして、壮絶なる翔くん争奪戦の結果、
智くんがじゃんけんに勝ち、

翔くんは智くんと手を繋いだ。


ベテランの恵先生のお陰で、
なんとか丸く収まった。

...ほんと、まだまだだな..私(T_T)


翔くんは智くんとニコニコで、
嬉しそうに歩いていた。


保育園から嵐公園までは、
歩いて15分ほど。

恵「先生の笛がなったら集まってね!
この広場だけで遊びましょう♪」

子ども達『はぁーい!!』


私はいくつかある遊具などで、
クラスの子どもたちと遊びながら、

危ないことしてないかな?
喧嘩してないかな?

....と様子を見て歩いていた。

すると、
ぞうさんすべりだいの向こうで、
男の子が二人。

雅紀くんと翔くんだ。

そっと、近付いてみると、
話し声が聞こえてきた。



/ 999ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp