第9章 檜佐木 番外編
砕丞以外の生徒達を先生に返して
千歳と砕丞は檜佐木の元へやってきた
千歳:卯ノ花隊長…
卯ノ花:千歳ではありませんか…
大変でしたね…あなたは何もありませんか?
千歳:はい
それで修兵さんは…
卯ノ花:檜佐木副隊長なら
もう大丈夫ですよ(ニコ)
少しここで療養が必用ですが…(ニコ)
千歳:はぁ…そうですか…(ニコ)
卯ノ花:では私は他の事をしているので
付いていてあげてください(ニコ)
千歳:ありがとうございます(ペコ)
ベッド横の椅子に座り千歳と砕丞が
檜佐木を見つめていると目を覚ました
檜佐木:ん、……
千歳:修兵さん?
檜佐木:ん、ち、とせ…?
千歳:よかった…
檜佐木:悪い…心配させたな…
ん?砕丞も来てくれたのか…?
砕丞:あ、あの…
話ずらそうな砕丞の背中を
優しく押す千歳
砕丞:あの…
檜佐木:なんだ?
砕丞:助けてくれて、ありがとう…
檜佐木:…当たり前の事をしただけだ(笑)
砕丞:それと今までの態度…
すみません…でした…
檜佐木:いや、それも気にするな…(笑)
砕丞:でもなんで…
檜佐木:ん?何がだ…?
砕丞:姉ちゃんに頼まれたからって
そんな身体張ってまで…
檜佐木:千歳の大切なモノは
俺にとっても大切だからだ…
だからどんな事をしてでも
守りたかった…
千歳:修兵さん…(ウルウル)
砕丞:檜佐木さん…
砕丞は少し考えて再び口を開く
砕丞:あの……姉ちゃんを…
檜佐木:?
砕丞:姉ちゃんを幸せにしてください(ペコ)
檜佐木・千歳:!!
千歳:砕丞…?
檜佐木:いいのか?
砕丞:今回の事でなんかいろいろ
分かったから…(ニコ)
頼むよ!義兄さん…///
檜佐木:あぁ…男同士の約束だ(ニコ)
千歳:よ、よかった…(泣)
檜佐木:おい、おい…(苦笑)
砕丞:隊長がそんな簡単に泣くなよな…(笑)
千歳:だって…
砕丞:姉ちゃんの晴れ姿
楽しみにしてるから…(ニコ)///
千歳:うん!!(ニコ)