第9章 檜佐木 番外編
松本の酒癖の悪さは
皆分かっているからか
軽くあしらいつつ時間は過ぎていく
浮竹:それで二人とも最近はどうなんだ?
千歳:処分明けからはほとんど仕事ばかりで…
檜佐木:俺はまぁいろいろと…(苦笑)
京楽:六車に結構使われてるからね~(苦笑)
檜佐木:まぁ…(苦笑)
千歳:なので久し振りに
ゆっくりしてる気がします(ニコ)
京楽:じゃあ誘って申し訳なかったかな?
千歳:いえいえ!
こうやってゆっくり皆さんと過ごすのも
久し振りなのでうれしいです(ニコ)
檜佐木:千歳の言う通りなんで
気にしないでください(ニコ)
浮竹:それならいいんだが…
酔い潰れていたはずの松本が
急に起き上がった
松本:そう言えばあんた達
いつ祝言をあげるの?
千歳:え?
檜佐木:いや、まだそんな具体的には…
さっき言ったように
お互い忙しかったので…
松本:早くあげなさい!
でないと私も安心出来ない…
むにゃむにゃ…
バタン…
松本が再び寝息をたて始める…
千歳:乱菊さん…
浮竹:許してやってくれ…(苦笑)
松本も責任をずっと感じてるんだよ…
檜佐木:乱菊さんのせいじゃないって
言ったんですけどね…
吉良:でも自分があんな事言わなきゃって
ずっと思ってるんですよ…
京楽:檜佐木達の幸せを願ってるのも事実…
でも日番谷の事を思うと
責任を感じてしまう…
千歳:やっぱり私達はいろんな人を
苦しめてしまって…
檜佐木:それは違う
千歳:え?
浮竹:そうだね、檜佐木の言う通りだよ?
千歳:修兵さん…浮竹隊長…