第7章 選択 【檜佐木ルート】
一護:檜佐木さん!
檜佐木:お!黒崎じゃねーか…どうした?
一護:千歳から手紙預かってきました
檜佐木:千歳から…?
一護:ちゃんと渡しましたから!それじゃ!
檜佐木:お、おう…
阿散井:どうしたんっすか?
さっき一護とすれ違ったんっすけど…
檜佐木:千歳からの手紙を
届けてくれたんだ
阿散井:千歳から!?なんて書いて…?
檜佐木:まだ読んでねーよ
阿散井:早く読んだ方がいいっすよ!
檜佐木:貰ってすぐお前が来たからだ
阿散井:え、すんません…(苦笑)
千歳からの手紙を読み始める檜佐木
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檜佐木修兵様
沢山ご迷惑とご心配を
おかけしてすみません
それに修兵さんには
沢山気もつかわせてしまいました…
修兵さんはいつも優しいから
その優しさにいつも甘えてしまって
すみませんでした…
冬獅郎の事もすみません
彼も悪気があって詮索したり
したわけではないと思います
全ては私の責任です
だから私は誰の所にも
戻れません…
今まで本当にありがとうございました。
あの頃を思うと本当に
幸せだったと思います
大切な人達には幸せに
なってほしい…
だから時間がかかるかも
しれませんが修兵さんも幸せに
なってください。
あなたに貰ったピアスと共に
あなたの幸せを心より願っています
千歳
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檜佐木:なぁ、恋次…
阿散井:っ!……はい?
檜佐木:俺はどうしたらいい…?
涙を流す檜佐木を見た阿散井は
思った事を伝える
阿散井:泣くほど想っているなら
行った方がいいっすよ…(苦笑)
今度は後悔しないでください…
檜佐木:な、んで涙…
阿散井:涙に気づかないとか
マジな証拠じゃないっすか?(笑)
檜佐木:恋次…
阿散井:感じたままに、思ったままに
行動してください。
檜佐木:そう、だな…