第1章 記憶
“お前は今何処にいる…”
“お前は今何を考えてる…”
“お前は今…”
“ちょ…”
“ん…?誰だ…?”
“たい、ちょう…”
“ん…?”
【バンッ!!】
“隊長ッ!!”
日番谷:ん?なんだ松本か。
松本:“なんだ松本か。”じゃないですよ!何回呼んだと思ってるんですか!
日番谷:あ、あぁ…悪い…
松本:それにしても隊長がうたた寝なんて珍しいですね…
日番谷:最近同じ夢ばかり見てなかなかちゃんと寝つけなくてな…
松本:へぇ~隊長でもそんな時あるんですね♪
日番谷:どういう意味だ。
松本:いえいえ何でもwあ、会議の時間だから呼びにきたんですよ~
日番谷:もうそんな時間か…
松本:そういえば今日は一護たちもこっちへ来るそうですよ?
日番谷:また騒がしくなるのか…
松本:いいじゃないですか♪
日番谷:お前たちで勝手にやってろ…
松本:えぇ~隊長も一緒に…
日番谷:行ってくる。
【バタンッーー】
日番谷:はぁ…
“なんで最近またあいつの夢を…”
“冬獅郎…好きだよ”
日番谷:くそッ!!
【バンッ!!】
“千歳…”
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護挺十三隊隊長会議
京楽:おーい日番谷くん?
日番谷:あ、すみません…
京楽:最近ちょっとおかしいよ?大丈夫かい?
日番谷:大丈夫です。続けてください。
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京楽:じゃあ今日はこの辺で…あ、日番谷隊長と浮竹隊長は残ってね。
日番谷:……
京楽:で、最近どうしたの?
浮竹:そうだな…最近ちょっとおかしいよね?何かあったのかい?
日番谷:夢を見るんだ…
京楽:なんの夢だい…?
日番谷:千歳の夢を見る。ここ最近毎日…
浮竹:千歳か…でも彼女がいなくなってもう随分経つよね?
日番谷:死んだはずなのに…側にいる気がして…
浮竹と京楽が見合せる…
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