第3章 殺せんせー
イタリアで有名のラミュールのケーキを食べながら
私は今授業を受けている
茅野さん曰く
暗殺対象は巨乳が好きなんだとか
私、巨乳?
そう言ったら
茅野さんが怒ってた
巨乳滅べとかなんとか言ってた
「マシロさん、せめて休み時間に食べてください」
「やだ」
ワンホールあるケーキを
ちびちび食べながらノートに書き写す
「でもさー、マシロさんって私より小さいのに胸大きいとか、世の中理不尽じゃない⁉︎」
茅野さんがいきなり叫んだ
なんだ、なぜ胸に執着するんだ
いや、まって
そう言えば茅野さん
見たことがあるような気がする
でも思い出せない
けど会ってるんだ
あの研究所で。
そう
「あの、研究所で」
茅野の笑顔が固まったような気がした
「マシロさん?」
「あ、なんでもない」
研究所ってなんだろう
私には覚えがないんだし
「おいし」
ラミュール
やっぱり最高