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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第28章 特別短編 ぼくたちスイーツ部


それでもまだ相葉ちゃんは躊躇してる。
急に素に戻っちゃったみたくて、いつもの相葉ちゃんだ。

かわいい…

「…気持ちよくなりたくないの…?」

耳に口を近づけて、ふっと息を吹き込んだ。

「あぅっ…」

真っ赤になって逃げようとする腰をがっしりと捕まえて、スツールに座らせた。

「雅紀…」

抱きしめながら耳元で囁いたら、ふっと身体から力が抜けた。

「智…」

さっきとはまた違う…甘えたような掠れた声…

この声にも弱いんだよね…

抱きしめる腕を緩めて、相葉ちゃんの顔を見たらトロンと蕩けてた。

久しぶりに見た。
最近、俺ばっかりなんか下で…
いっつも相葉ちゃんが喜んで俺に突っ込んでたから。

そうだよ…
相葉ちゃんは、こんなにかわいいんだ

「ニノには…言わないで…?」
「ん…」

まあでも…俺たち嘘がつけないから…
多分すぐバレると思うんだが。

「秘密…ね?」
「智…」

ちゅっと鼻先にキスしたら、後ろの壁にクタリと倒れ込んだ。
そのまま壁を背もたれみたいに使って、相葉ちゃんのジーパンを脱がせた。
とろんとした相葉ちゃんは、協力的ですぐに脱がせることができたよ。

むふ…
素直でよろしい。

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