第25章 特別短編 たぶん夢
これは…絶対夢だ。
俺は素っ裸で。
綿ロープで腕と足を縛られていて。
ついでに猿ぐつわを噛まされて、リビングの床に放り出されている。
「ふがーっ!!!」
暴れてみても、誰も相手にしてくれない…
「うるさい!あいばか!」
げしげしとおーちゃんに足で蹴られた。
「もがーっ!!(´;ω;`)」
「俺の和也に中出ししやがって…」
↑詳しくは前回のりくえすと~むを参照してくれよな!
「しかも…生…!しかも外…!アオカン!外国で!リゾート地で!」
「さとしぃ…もう、ごめんって…」
「うっさい!おまえも黙ってろ!」
和は俺とおんなじ姿で隣に転がされてる。
でも猿ぐつわは噛まされていない。
「あなた達だって、好き勝手やってたじゃないのよぉ…」
「あれは翔ちゃんが暴走したんだ」
うそつけ、ノリノリだったじゃないか!
そりゃ実際、潤に挿れてたのは翔ちゃんだったけどさあ…
おーちゃんだってノリノリに白無垢着た潤のこと、こねくり回してたじゃないか…
それにその前だってお薬飲まされて、翔ちゃんにひぃひぃ言わされてたじゃないか…!
もう逆ギレして誤魔化そうって魂胆ミエミエなんだよぉ…
「俺がどんだけ和也のこと好きか…思い知らせてやるよ…」
「だぁかぁらぁ…わかってるってばぁ…」