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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第20章 特別編 シラユキヒメ


「ふふ…もういけんだろ?」


「うん…」


俺は一旦床に降りて、潤の足の間に立った。


足を広げてベッドに膝をつく。


「雅紀…」


「潤、お前がいけないんだぞ?」


とりあえず、そう言い訳しといた。


俺は上ふたりがなんであんなに怒ってるのかよくわかんないんだもん…


「なんでぇ…?」


「風邪ひいてんのに無理したからだ」


翔ちゃんは後ろからぎりっと潤の乳首をひねりあげた。


「ああっ…だってぇっ…」


「翔ちゃん…セックスするほうがよっぽど無理だと思うけど…」


「うるさい」


「はい、すいません」


俺はさっさと潤の後ろにじゃじゃまるをつけた。


「って、ことでごめんね?潤」


「やああっ…」


潤の身体がほんのり赤くなる。


知ってるんだ…


ホントは嫌じゃないんだろ?


ぐいっと腰を進めると、潤の目から涙が零れた。


「なに泣いちゃってんの…」


翔ちゃんが潤の涙を拭った。


「だって…」


「誰が悪いの?」


潤は唇をぎりっと噛んだ。


「あっ…く…」


その間にぎりぎりっと潤の奥までじゃじゃまるをねじこんだ。


「潤…いい子だね…」


「あ…まーくん…」


潤の白い腕が俺の首に巻き付いてきた。

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