第19章 天は藍よりも青く
「気持よかった?」
「もぉ…リーダーこんなときだけオスになるのやめてよ…」
真っ赤な顔をしながら潤が泣いてる。
「ズルい…」
「そんなこと言ったって…自分じゃわかんねえよ…」
とか言いながら。
俺、まだなんだよね…
相葉ちゃんの肩を掴むと、隣の布団に押し倒した。
「えっ…ええっ…」
驚いた顔をしてるのがおかしくてちょっと笑った。
「もー…智…」
和也が呆れながら起き上がった。
「まだヤル気なの?」
「皆で愛し合いたい」
「ぶっ…」
「なんだよ…」
「なんかストレートだね…」
「お前がさっき言ったんだろうが!」
そんなこと言ってる間に翔ちゃんがこっちに寄ってきて、ローションを指にとってる。
「な、何してんの?」
「ん?雅紀ほぐすの」
そう言って俺の横から手を伸ばして、雅紀の中に指を突っ込んだ。
「ちょおっ…翔ちゃんっ…」
雅紀が慌てて身体を捩るのを押さえてみた。
「り、リーダー…」
「雅紀…ちょうだい?」
「え?…う。うん…」
相葉ちゃんを抱きしめてると、和也も一緒に相葉ちゃんを抱えた。