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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第18章 Groove


「急にっ…締めんな…」


和也はそれから止まることなく俺を突き上げた。


「あっ…かずぅ…」


「智っ…智っ…」


後ろにいる相葉ちゃんが熱い。


俺達を見て興奮してるの…?


手…誰か握って…


手を伸ばすと、和也がぎゅっと握りこんでくれた。


「ね…智…相葉さんとキスしてもいい?」


「え…?」


「だめ?」


「あ…」


本当は誰にも触れさせたくない。


でも…和也が、俺以外のひとで気持ちよくなってるの、見たい…


山梨のときの和也の気持ち、なんか最近わかるんだよね…


メンバーなら…


いいかなって…


「見たい…」


小さくつぶやくと、和也の目がちょっとだけ見開かれた。


「相葉さん…」


荒い息で相葉ちゃんを呼ぶと、俺の後ろがぐいっと前のめりになった。


俺の頭の上で、相葉ちゃんと和也がキスを始めた。


音が、聞こえる。


どうしよう…なんか凄い興奮してきた。


触ってもないのに、俺はギンギンになってて。


和也の腰は動き続けて、相葉ちゃんの指は俺の乳首をいじりつづけて。


相葉ちゃん…キス、上手なんだよな…


ふと上を見上げると、うっとりした二人の顔が見えた。


だめだ…


やばい…
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