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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第13章 潤んだ瞳


かわいい…


「わかった…」


そっと潤の頭の下に腕を差し込んで、潤を抱き寄せた。


「暑いな…」


そう言いながらも、潤を離すことはできない。


気温はもう上がり始めてた。


セミの鳴く声が聞こえる。


外はもう明るい。


また俺の胸に潤が顔を擦りつけた。


ぎゅううっと潤も俺の身体を抱き寄せる。


「折れるから…」


「あ、ごめん」


笑いながら少し力を緩める。


その笑顔が可愛くて。


ちゅっとキスをした。


潤がびっくりして目を丸くしたから、更にちゅっとしといた。


「リーダー…」


「ん?」


「いいの?ニノいないのにこんなことして…」


「いいの。和也からは許可でてるの」


「え?許可って?」


「嵐のひとなら、見てないとこで愛してもいいんだって」


「え?え?なんで?」


「んー…俺が、皆のこと好きだから?」


「……え?それは…ニノのことって、え?」


「和也は特別。でも、潤のことも好きってこと」


「え?」


「翔ちゃんも…相葉ちゃんも…皆、好き」


「リーダー…」


「んふふ…変?」


「ううん…だって俺も、そうだもん…」

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