第10章 LIFE

「和也…好き…」


「智…」


「相葉ちゃんと俺、どっちが気持ちいい？」


「ばっ…ばかっ…」


ぎゅっと俺を抱き寄せると、苦しいくらいに力を入れた。


「じゃあ、智は他のみんなより、俺が気持ちよかった？」


「うん…」


「即答かよ！」


「だって…和也のが一番…」


「わーかった…もういい…」


俺の耳元に口を寄せた。


「あなたが一番に決まってるでしょ…」


そのまま耳に舌を入れられて。


ゾクゾクする腰を、更に和也に打ちつけた。


「和也…和也…」


「智…も、来て…？」


そういうと和也の中がぎゅうっと蠢いた。


耐えられなくて、腰を大きく動かすと、和也が果てた。


さっき以上にぎゅうっと締め付けられて、俺もすぐに中に果てた。


昨日からのヤリ疲れで、和也の中に入ったまま意識が遠くなった。


「ごめ…和也…俺…」


「ん…そのまま寝な…？」


ふんわりと和也の腕に抱かれて、俺はそのまま眠りに落ちた。


「智…嬉しい…」


なんだかわからないけど、和也が嬉しがってるから、俺も嬉しくなった。


「俺も、嬉しい…」


寝ぼけながら言ったら、髪を撫でてくれた。


ぽとんと、そこで意識がなくなった。