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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第10章 LIFE


和也を口に含んで、激しく愛撫する。


「んっ…うううっ…やだああっ智っ…」


逃げようともがく和也を押さえつけて、限界まで膨らませた。


「あ…やば…さとっ…」


瞬間、唇を離した。


「あっ…なんでぇっ!?」


泣きそうになりながら、俺の髪を掴む。


「…なんで、一人でシてたの…?」


「だって…」


「なんで…?」


「智を思い出してた…」


昨日の、皆に抱かれる俺を思い出してたら、堪らなくなったんだって…


「バカ…」


「バカっていうほうがバカなんだもん…」


下半身丸出しで、涙目で俯いてる姿がかわいくて。


「抱いてい?」


「…も、イキたい…」


「挿れたい…」


「智…」


「お願い…して?」


「え…?」


急に、和也を征服したくなった。


「お願いしたら…イかせてあげる…」


「や…だ…」


「和也…言って…?」


「やあっ…」


泣きだした和也を抱きしめて、でも何もしない。


「ねっ…や…もお…」


和也が自分を掴みそうになったから、手をひねりあげた。


「ね…聞かせて…そしたら、気持よくしてあげる…」


「さ、と…」


潤んだ目から、また綺麗な雫が落ちた。
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