第9章 FREEDOM
「ニノ…」
「大野さん…」
ぎゅうっと抱き合うと、ニノが少しだけ動いた。
「うっ…」
「ごめん…動きたい…」
「い、いから…」
ぎゅうっと目を閉じてたら、ニノの指で撫でられた。
「ごめんね…動くよ…?」
頷いたら、ゆっくりゆっくりとニノが俺の中を動き出した。
「ふっ…あっ…あっ…」
「可愛い声…」
ニノが囁く。
「ヤられてるとき、こんなにかわいくなるんだね…あんた…」
「や…だっ…そんな…」
「バカ…余計かわいいだろ…」
眉間のシワが一層深くなった。
ニノが俺の腰をがっちり押さえてるから、逃げられない。
「あっ…うっ…んっっ…」
手を伸ばしたら、誰かに手を掴まれた。
目を開けてみたら、翔ちゃんが俺の手を握ってた。
目が潤んでる。
翔ちゃんの顔も真っ赤になってて。
見たら、翔ちゃんのアソコを潤がいいように嬲ってて。
相葉ちゃんも翔ちゃんの後ろにいて。
翔ちゃんがずるずると床を這って、俺に近づいて来たかと思ったら、俺にキスをした。
「にゃ…しょ…ちゃ…」
「ああーっ…も、おまえら…エロすぎんだよっ…」
ニノの腰が激しく動いた。
「あああっ…かずなりっ…」
「ばかっ…ニノって呼べよっ!」
ガツンガツンと揺さぶられて、俺の意識は飛びそうで。
「も、だめだよぉ…」