第9章 FREEDOM
「ちぇーっ…俺、仲間はずれかよ…」
相葉ちゃんが立ちあがって、翔ちゃんと潤の後ろに座った。
手を伸ばして、潤のズボンを緩めると中に手を入れた。
「あ…雅紀…」
「いいから…潤は翔ちゃんに集中してろよ…」
「でも…あ…ん…」
「ほら…リーダーがみてるよ?」
「あ…やだ…」
「手、止まってる。潤」
翔ちゃんが潤の手を掴んだ。
「ほら…俺たちみてたら、智くん感じちゃうんだから、見せてあげよ?」
潤の頭に手を伸ばすと、自分の方に引き寄せて、また翔ちゃんと潤はキスに没頭し始めた。
ニノにぐいっと顎を掴まれて、俺達もキスした。
「ほら…皆あんたがヨガるとこみたいんだってよ…見せてあげよ?」
「あ…ん…ニノぉ…」
掴んでいた肩を引き寄せて、また抱きついた。
ニノの小さな背中。
今日はとっても広く感じる。
腰に手を這わせると、なめらかなラインが蠢いてて。
俺の中を少しずつ、少しずつ侵略してる。
「も、すぐだよ…大野さん…」
「ん…まってる…」
力を入れないように、一生懸命、深呼吸した。
最後に息を吐いたら、ニノが全部俺の中に入った。
二人で思わず目を合わせる。
「ニノ…」
「大野さん…」
ニノの手が俺の頬を包んだ。
「だめだ…好き過ぎる…」
いつもより素直な俺の恋人は、そのまま俺の唇に食いついた。