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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第13章 漆黒


「っ…はぁっ…脱いで…」
「え…?」
「これ、邪魔…」

腕に引っかかったままになっていたバスローブを強引に脱がされた。

かと思ったら、視界が反転した。
天井と、俺を真剣に見つめる顔…

ゆっくりと顔が近づいてきたかと思うと、首筋をちゅうっと吸われた。

「あ…ふ…」

同時に胸を這っていた指が、胸の尖りを捉えて柔らかく押さえられた。

「あっ…」

こんなところまで敏感に感じてる…
やっぱり、今日の俺、変だ…

全身が敏感で、どこを触られても気持ちがいい。

「ん…ぁ…気持ち、いい…」

思わずぽろりと零すと、嬉しそうに俺を見つめる。

「嬉しい…もっと、気持ちよくなって…?」

頬と額にちゅっとキスすると、全身をあの綺麗な指が伝っていく。

「あっ…あぁ…ね。も、あっ…」
「なに?」

肝心なところを、全部外されて…
突き上げてくる快感が登りきらずもどかしい。

「焦らさないで…お願い…」
「じゃあ言って…?焦らさないから…言うとおりにするから…どうして欲しい?」

耳元で、今まで聞いたことないような声で囁かれた。
身体をぞくぞくが走って、上手く考えることができない。

「言うとおりに…してくれる…?」
「いいよ…なんでも言って…?」
「乳首…舐めて…?」
「ん…」

ゆっくりと顔が移動して…
突然、温かい舌に包まれた。

「あっ…ああっ…」

いきなり腰にずどんと大きな快感が走って、もう制御できない。

「あ、もっ…出ちゃうっ…」
「言って…どうして欲しい?気持ちよくしてあげるから…」
「に、握って…」
「どこを?」
「え…」
「はっきり言わないと、わからないよ?」

凄く、オスの顔して意地悪を言う。

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