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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第2章 グレイscene3


「ちょうだい…?智…」

雅紀の唇が重なった。
甘い舌が口の中に入ってきたかと思うと、俺の舌を絡めとっていった。

「…やるよ、雅紀」

低い、声が出た。

雅紀の腕を引いてドアに押し付けた。
そのまま雅紀のパンツをずりさげると、尻を突き出させた。

「さ、智…」
「黙ってろ」

雅紀の蕾に舌を這わせると、雅紀は震えた。

「あ…智…さとしぃ…」
「なんだよ」
「ずっと…我慢してた…だから…さっき我慢できなくて…」
「なんだと!?」
「ひっ…ごめんっ…」

翔が俺の後ろに来て、そっと俺の肩に手を載せた。

「ごめん…俺もあれからずっと我慢してて…」

なんだよ…全員我慢してたのかよ…

「もう…いいよ」
「智くん…」

また雅紀の蕾に舌を這わせると、翔の手が雅紀を握った。

「あっ…やああっ…だめっ…」
「なにがだめなの…?智くん、舐めてくれてるのに…」
「だって…だって…イッちゃう…」
「凄いね…こんなに濡れてる…」

翔が雅紀の耳元に囁きながら、手を動かしてる間に雅紀の準備はできてしまった。

「足、広げろ」

雅紀は潤んだ目を上げて俺を見た。

「欲しくないの?」
「ほ…しい…ちょうだい…?智…」

熱り立った俺を雅紀の蕾に押し当てる。

「あ…熱い…凄いよぉ…」
「まだ挿れてもねえだろ…」

そう言いながら、ずぶりと雅紀を貫いた。

「ああっ…智ぃっ…」

色っぽく背筋を反らせる雅紀を激しく揺さぶった。

「翔…」

雅紀を突き上げながら翔を引き寄せた。
唇を貪ると、耳元で囁いた。

「一人で準備しろよ…」
「え…?」
「一人で指、挿れろ」
「や、やだっ…」
「じゃあ挿れねえぞ…?俺の欲しくねえの?」
「智くん…」

切ない顔をする翔にもう一度深いキスをした。

「ココ、見てみろよ…」

雅紀と俺が繋がってる所にぐいっと顔を持っていく。

「ほら…翔もこうして欲しくないの…?」
「あ…う…」

にちゃにちゃいやらしい音を立てるそこを翔はじっと見つめた。

「いやぁ…みないでぇ…」

雅紀がドアに凭れながら、泣くような声を出す。
その割にぎゅんぎゅんに締めてくる。

「…わかった…」

翔はそういうとベッドに寝転がった。
ローションを手に取ると、自分の蕾に指を這わせた。

「あぁ…」

甘い吐息が聞こえた瞬間、繋がったまま雅紀を抱えてベッドに手をつかせた。
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