• テキストサイズ

カラフルⅢ【気象系BL小説】

第2章 グレイscene3


今日オフだった雅紀も翔もチーフの手配りで、俺のマンションに来るという。
ウキウキして帰ってみたら、二人でキッチンにいた。
そして、絡み合っていた。

「…なにしてんの…?」
「あっ…智くんっ…」

翔の頬に赤みが差している。
ああん?

「あ、そのえっと…お帰り…智…」

雅紀の手は翔の尻に伸びてた。

「何やってんだよ」

俺がいないのに。何、盛ってんだよ。

「こ、怖い顔しないでよ…智くん…」

翔が怯えた目をして、雅紀の影に隠れた。

「よ、予行練習?」
「ふーん?えっちなことしてたんだ?俺が働いてるのに?」
「そ、そんな言い方しなくていいじゃん…」

チーフ、だめだ。
今日俺、我慢できないわ。

がっと二人の手を掴んで歩き出した。

「ちょっ…智くん!?」
「さ、智っ…どうしたの!?」

寝室に入ると二人をベッドに投げ出した。

「えっ!?いきなりなの!?」
「いやあ…智、まずお風呂入ろうよ…?」

おどおどする二人を余所に、俺はさっさと服を脱いだ。
ぎょっとして二人は俺を見た。
まじまじとみると、ごくりとつばを飲み込んだ。
俺のムスコは既にマックスだった。

「欲しくねーの?」

二人の顔を交互に見ながら言うと、またごくりと唾を飲み込んだ。

「俺に抱かれたくねーの?」

俺は…寂しかったんだ…
二人に会えなくて。
だからコイツにも触らないで耐えてたのに…
なのにこいつらと来たら…

二人が動かないから、脱ぎ捨てた服をつかもうとすると、雅紀が飛び出してきた。

「ごめん…智。欲しい」

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp