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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第13章 漆黒


指で突くと、慌てて体を離す。

「やんっ…」

そんな可愛い声を出すから、我慢出来ない。
強引に腕をつかむと引き寄せた。

「あ…やだ…」
「なんで?」
「だってお風呂…」
「恥ずかしいの?」
「うん…」

女みたいなことを言う。

「じゃあ、きれいにしてあげるから…全部脱がせて?」
「…うん…」

また赤くなりながら、俺の服を脱がしていく。
全て脱ぎ去ると、俺の胸板を手のひらで撫で擦る。

「なに?」
「ううん…綺麗だなって思って…」
「ふふ…さあ、おいで」

手を引いて浴室に入ると、さっと身体を洗い流す。

「気持ちいい?」
「うん…俺も洗ってあげる…」

ゆっくりと俺の身体を手のひらに付けた泡でなぞっていく。
さっき感じた疼きが、また蘇ってくる。

「あ…おっきくなった」
「そりゃなるよ…そんな風に触られたら…」
「ご、ごめん…」
「ベッドまで、我慢ね?」

そういうとトロンとした目で俺を見上げた。

「うん…我慢する…」

全身を洗い流して、浴槽に溜めたお湯に浸かる。

「今日は早く上がったの?」
「うん…もうすぐクランクアップだから…もうあんまりシーンが残ってないの」
「そっか…楽しみだな…」

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