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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第12章 ピスタチオ fromショコラ


「きゃうっ…きゃんっ…」
「ごめんな…ニノ…」

謝らないで…俺が悪いんだから…
きっと下心持ってるのが、犬にはわかるんだ…
大野さんに触りたい、触ってほしいって思ってるから…

「んっ…きゃうっ…」

布が擦れてるのが気持ちいいんだけどもどかしい。
直接触ってほしいけど、そんなことまでしてもらえない。

じっと俺を見てる大野さんの目が潤んでる。
ごめん…ごめんね…?

大野さんの手を止めて、背中を向けた。

「ニノ…?どうした?」

ごめん…後は自分でするから…ごめん…

ずぼっとパジャマのズボンに左手を突っ込んだ。
また恥ずかしさがこみ上げてくるけど、もう苦しくてどうしようもなくて…

「はぁっ…はぁっ…」

舌を出して息を吐きながら、自分を握り込むと一気に扱いた。

「ニノ…」

ごめんっ…見ないでっ…

「きゃうんっ…」

でも見られると思うと、また違う方向で身体に火がついて…
俺、こんな変態だっけ…
もうやだ…もう…

突然ぐいっと肩を掴まれて仰向けにされた。
かと思ったら、ぐいっとパジャマズボンを掴まれて、一気にずり降ろされた。

「ニノ…俺がしてやる」

えっ…ちょっと待って…!

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