第1章 ミントscene2
「和也…俺が動くから…ね?」
そう優しく声をかけると、和也の動きが止まった。
「笑って…俺に」
「智…」
和也はにっこり微笑むと、俺にぎゅっと抱きついてきた。
そのまま身体を反転させて、和也をベッドに押し付けた。
腰を持って、深く和也の中にめり込んだ。
「あああっ…さとっ…好きっ…好き…」
「俺も…和也…」
もうすぐに絶頂が来てる。
そのまま腰をガクガクと振り続けていたら、和也が微笑んで俺を見上げていた。
「愛してるよ…」
そう呟く口元の可憐さに、耐え切れず俺は和也の腹に精子を吐き出した。
びくんびくん震えて吐き出すそれを、和也はじっと見ている。
吐き出し終わったら、すぐに和也を口に咥えた。
「さ、智!?」
「ほら、お前もイッていいよ…?」
「んっや…俺…ああっ…」
「こんなに先走り出てる…ゆっくり気持ちよかったの?」
「ん…気持よかったの…」
「そっか…またこんどシような…?」
「またしてくれるの?」
「ん…してやるよ…」
「嬉しい…」
ああ…愛おしい…和也…
口の中で一段大きくなったところで動きを早めた。
手で握りこんで扱くと、先走りが止らない。
「あっ…いっちゃ…も、だめぇっ…」
じゅうっと吸い上げたら、口の中に和也の精子が広がった。
「あんっ…あぁ…智っ…のんじゃ、だめだからね…」
「飲んだ。もう遅い」
「あ…もう…」
ぐったりと和也はベッドに沈んだ。