第2章 グレイscene3
やだ…そんなつもりないのに…身体が勝手に反応しちゃう…
「潤…この先、どうしてほしいの…?言ったらなんでもしてあげる…」
「あ…嘘…」
「嘘じゃありませんよ…Jが望むこと、なんでもしてあげます」
「あ…や、だぁ‥恥ずかしい…」
ニノが俺を口から出して、舌の先だけで、つつつっと裏筋を舐めた。
「あ…あ…や、だ…ちゃんと…」
「ちゃんと、なに?」
翔くんが乳首をぎゅうっとつまんだ。
「ああっ…いやっ…なにこれ…おかしいよ…身体…」
「ふふ…Jはいやらしい身体してますね…感じやすい…」
ニノは舌の先だけで、先をいじりだした。
「あっ…ああ…お願いっ…もっと、シて…?」
「なにを?」
「もっと…気持ちよく…」
「どこを…?言わないとしない」
「や…お願いしょ、くん…ニノぉ…」
「言ってください?J…」
ぐいっと顎を持って翔くんが俺の顔を上に上げた。
「言え」
ぞくぞくぞくっと背筋を何かが走った。
「あ…お、願いします…おちんちん…ニノのお口でじゅぶじゅぶしてください…」
二人はニヤッと笑うと、俺に覆いかぶさった。
ニノは俺を吸い上げて、激しく舌を動かした。
翔くんは俺の唇を軽く舐めると、じっと俺の目を見て微笑んだ。
「今日は潤を食べるからね…?」
「あ…翔くん…」
翔くんの唇が、俺に激しいキスをしてきたら、なんでかしらないけど俺の腕はベルトで縛られたまま翔くんの首に巻きついた。
下半身にはニノの熱い熱があって、俺の熱を煽り立ててる。
知らないうちに、足でニノの身体を挟み込んでた。
「んうっ…!?」
後ろにニノの指が入ってきて、やっとセックスしてるんだって気づいた。
もうその頃には身体に力が入らなかった。
「Jったら…こんなところまでいやらしい…」
「あっ…ニノっ…なんか変っやめっ…」
「変じゃないですよ…?とってもやわらかい…」
グリグリと中を押し広げられて、痛みよりもなんだかおかしな感覚が広がってきた…
「や…だぁ…」
「ねえ、Jここ、どうなってるの?教えて…?」
「いや…恥ずかしい…」