第2章 グレイscene3
「あ、いいものあるじゃん。ワセリン…」
翔くんがソファの横にあるサイドテーブルからワセリンを取った。
「これ、使わせてもらうよ」
にやりと笑うと、ニノが俺のジーパンを思いっきりずり下げた。
神様仏様アーメンジーザス…助けて…
丸出しになったケツを大きく上に向かされた。
ニノは嬉しそうに俺の足の間に入ると、ワセリンを受け取った。
翔くんは俺の上半身に覆いかぶさって、俺の胸板に乗っかった。
「潤…」
ちょっと切ない声を出した。
そのまま俺の首筋に吸い付いて、舌を這わせた。
「んっ…う…」
「やっぱり…お前敏感だよな…」
「見た目のまんまですね…Jは…」
ニノが嬉しそうに俺を握りこんだ。
「ううーっ…うーっ…」
「ふふ…嫌がってる割に、これなんですか…?」
ぬるりと俺の先端をニノの指が辿っていく。
先走り…出てる…
そっちに気を取られてる隙に、翔くんが俺のシャツを左右に割り開いて、俺の乳首に吸い付いてきた。
「んうっ…」
なにこれ…身体がビクンと跳ね上がった。
「ああ…かわいいよJ…食べちゃうぞ…」
ニノがうっとりとした顔で、俺のアレを…
「ふうっ!?」
ぱくっと口の中に…
「んんんんっ…」
ふぇ、フェラしてる…!
やめろやめろ…
なんで俺がニノで感じなきゃいけないんだ。
おかしいだろこんなの…!
「ん…はぁ…Jの凄く美味しい…」
口の中に挿れたまんま喋るから、振動が伝わってきて…
「んっ…う…」
くちゅくちゅといやらしい音をたてるニノの口のなかで、どんどんおっきくなっていくのがわかる。
やめろ…やめてくれよ…
でも…
気持ちいい…
「あれ…潤、ノってきた?」
翔くんが俺のタオルを外した。
「潤、してほしいことあったら言って?」
「い…いやっ…も、やめて…お願い…」
「ふ…ここ、こんなにしといて説得力ねえよ…」
「そうでふよ…J…先走り、凄い出てますよ?」
ニノが俺をじゅううっと吸い上げた。
堪らず声が出てしまう。
「ああっ…んっ…」
「潤…凄いやらしい…」
「嬉しいですよ…J…」