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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第10章 だいだい


「お疲れー」

嵐のレギュラーの収録終わり、プロディーサーさんに捕まって、色々話をしていたらだいぶ遅くなってしまった。
マネージャーと一緒に廊下を駆けて楽屋に戻ると、そこには数人しか残っていなかった。

チーフマネと、翔さんのマネ二人。
後はスタッフさんとかなんとか…
あれ?
翔さんのマネはいるのに、本人は居ない。

「翔さんどうしたの?」
「あ、なんか急に居なくなって…探してるんですよ」
「へえ…」

そこにチーフが話しかけてきて、これからのスケジュールについて訂正が入ったという話をしてきた。
俺のマネと3人でソファに座って、軽くミーティング。

その間も翔さんは戻ってこなくて。
翔さんのマネがしびれを切らして探しに出て行った。

「じゃー、明日、急遽オフでいいのね?」
「ああ。良かったな、身体休めといてくれよ?」
「へいへい」

打ち合わせが終わって、楽屋の隅で着替えに入る。

「二宮ー。車回しておくな」
「あーい。了解」

チーフが出て行って、楽屋には俺のマネと俺だけになった。

「翔さんどこ行ったんだろうね」
「さあ…結構な時間、居ませんから…どっかで大物に捕まってるんですかね?」
「ありえる…」

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