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カラフルⅢ【気象系BL小説】
第10章 だいだい
…意地に…
なってるわけじゃないんだ。
ただ、それを認めてしまったら…
言ってしまったら、自分が自分でなくなりそうで。
怖いんだ。
だから、わかってるよ?
でもその手を取れないでいる。
俺は、俺でいたいし、
あなたは、あなたで居て欲しい。
だって、絶対に俺はあなたを…
壊してしまう。
だから、今の立ち位置がちょうどいい。
これ以上ないくらい、ベストなんだ。
なのに…
なんで俺を惑わすの?
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