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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第2章 グレイscene3


二人が出て行ってすぐ、ニノと潤がキッチンに入ってきた。

「これ?このダンボール?」

そう聞いているのに、全然答えてくれなくて。
振り向いたら、二人とも真顔で俺のこと見てて。

「な、なに…?」
「ねえ…翔さん…今日のヤキモチかわいかったよ?」
「なんだよ…」
「すっごくかわいかったから、堪んなくなっちゃった」
「昨日の夜、セックスしたでしょ?」
「えっ…」
「だって今日、顔むくんでたよ?気づかないとでも思った?」

そんな…朝、頑張って冷やしたのに…
なんでわかっちゃったんだろ…

「あれは、寝不足のむくみだね…?昨日の夜、どこで寝たの?」

潤がゆっくりと近づいてくるから、後ろに後ずさった。
背中に壁があったった瞬間、潤の手が伸びてきて壁ドンされた。

「あ…雅紀の…うち」

そう答えると、ふたりはにやっと笑って俺に更に近づいた。

「いけないんだ。翔さん…」

ニノの手が俺の股間にそっと伸びてきた。

「あっ…!?なにすんの!?」

潤の舌が俺の耳に入ってきた。

「やっ…あっ…」

くすくす二人は笑うと、俺の身体を好きにし始めた。

「あっ…あっ…やっ…ん、やめてっ…」
「かわいい…ほんとにかわいいよ…翔さん…」
「堪んないよ…翔くん食べたい…」

俺はキッチンで、ニノと潤にヤラれそうになってる。
なんでこんなことになってんだ!?

「ほんとだよ…堪んない…食べたい…いいでしょ?翔さん」

ニノが俺の首筋を舐めながら言う。

「何やってんだよ」

二人の後ろから声が聞こえた。
雅紀と智が立っていた。
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