第1章 ミントscene2
その日和也はずっとベッドの中でもぞもぞして。
よく眠れないみたいだった。
真夜中に俺に抱きついてきたかと思うと、寝たふりをしてる俺にキスして自分で扱きだした。
「んっ…ああっ…さと…さとぉっ…」
俺は黙って薄目でそれを鑑賞した。
「挿れてぇ…お願い…さとの硬いの挿れてぇ…」
掠れた声で、俺を求める和也を世界一愛してる。
誰にもやらない。
触らせない。
あの時、そう決めた。
「和也」
「…さと…」
びっくりした顔で俺を見上げる。
頬を染めて、目は潤んで…
理性が吹っ飛びそうだった。
「一回だけだよ?」
「ほんと…?」
「咥えろ」
そういうと和也は素直に俺のパジャマをずりおろして、俺のを咥え込んだ。
「濡らすだけでいい」
そう言うと、咥えたまま頷いた。
「そのままケツこっち向けろ」
素直に和也は尻だけこっちに向けた。
ストッパーは素直にまだソコに埋まってる。
ゆっくりと引き抜くと、和也の口から甘い吐息が漏れた。
「さとぉ…」
「いいぞ。跨がれよ」
ストッパーで拡張してあるから、もう入れる。
和也は俺に跨ると、後ろに俺を充てがってゆっくりと腰を落としていった。
「あ…あああ…智…」
「和也…かわいいよ…もっと根本まで挿れて?」